「湘南」という、魔法のひびきとランニングスタイル
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「湘南(SHONAN)」

この二文字を書いたり、口にしたりするだけで、 僕たちランナーの心には、なんだか魔法がかかったような、 ふしぎな、そして心地よい風が吹き抜けます。

湘南を走るということは、 ただ距離を稼ぐということ以上の、「なにか」がある気がするんです。 それは、ここにある海や山といった、おおらかな自然だったり、 そこに集まる人たちがつくる、温度のあるコミュニティだったり。

僕自身もすっかり魅了されてしまった、 この街の「走る魅力」について、少しだけお話しさせてください。

1. 波の音と、砂浜のロケーション。

湘南のランニングスタイルの真ん中には、やっぱり、あの大きな海があります 。

どこまでも続くような砂浜の海岸線を走っていると、 西側には、どっしりと構えた雄大な富士山が見えます。 茅ヶ崎から鵠沼のあたりまで来ると、東には江ノ島がひょっこりと顔を出します 。

江ノ島や葉山の方から、ゆっくりと登ってくる朝日。 あるいは、伊豆半島の向こう側へ、静かに沈んでいく夕日 。 そんな光景を眺めながら走っていると、 ふだんの忙しい社会で溜まったトゲのようなストレスが、 砂浜に寄せる波のように、すうっと引いていくのがわかります。

耳を澄ませば、波の音。 頬をなでるのは、生まれたての海風。 その瞬間は、ランナーにとっての「至福」そのものなんですね 。 夏、楽しそうに遊ぶサーファーや家族連れの姿を横目に走るのも、 なんだか世界がキラキラして見えて、心が弾むものです。

2. 身体にやさしい、おだやかな季節。

湘南のいいところは、気候がとっても「おだやか」だということ。

四季の移ろいがはっきりしていて、それでいて冬の冷え込みが少ない。 東京で雪が降っている日でも、湘南はしっとりした雨、なんてことがよくあります 。 太平洋からのあたたかい空気が、この街を包んでくれているからなんですね。

春には、街のあちこちで桜が咲き誇り 、 秋になれば、すぐそばの山々がきれいな色に染まります。 海だけじゃなく、山もある。 そんな贅沢な自然のなかを、一年中、心地よく駆け抜けることができる。 これって、実はすごいことだよなぁ、と思うんです。

3. 「出会い」と「気づき」のコミュニティ。

そして、この街には「走る」という情熱を分かち合う、 あたたかなカルチャーが根づいています 。+2

誰かと一緒に走ったり、ちょっとしたイベントで言葉を交わしたり 。 湘南のランナーたちは、みんなとってもオープンで、フレンドリーです 。 ここで生まれるのは、単なる「走る仲間」だけではありません。 新しい自分を発見する「気づき」や、誰かとの大切な「出会い」。 そんなものが、ランニングを通じて育まれていく場所なんです。

僕たちが活動している「湘南ランズ」も、そんなつながりのひとつ 。 いろんなコミュニティがゆるやかにつながる、 ハブのような場所になれたらいいな、と願っています 。

思えば、箱根駅伝という目標を追いかけて、 遠い北海道の地からこの「湘南」に移り住んで、もう25年が経ちました。

そんな僕が、この場所で始めた「SHONAN RUNS 湘南ランズ」。

日々の活動の記録を通して、 湘南という街が持つ、豊かで優しいランニングカルチャーを、 これからも少しずつ、届けていきたいと思っています。

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