吉田響選手(3)が東海大学から創価大学へ転校することを知り、ファンや応援者は驚きと悲しみを感じたことだろうと思います。
彼は、東海大学の駅伝チームでエースランナーとして活躍してきた実力者です。
とりわけ、2022年1月に行われた第98回箱根駅伝において、ルーキーながら山登りの5区で区間2位という輝かしい成績を残し、多くの人々から「次世代の山の神」と称賛を受けた。
しかし、吉田選手は、2023年4月1日から創価大学の箱根駅伝チームに加わることを決意したのです。
この転校の理由については、部の方針と合わなかったことでの体調面でのトラブルがあったことが明らかになっています。具体的に何があったかはわかりませんが、吉田選手が転校を決断するに至るほどの深刻な問題があったのは確かです。
吉田選手自身は、自身のTwitterアカウントで、転校の発表を行いました。大学や部の公式発表ではなかったものの、本人からの直接の発表は、多くのファンや応援者にとっては、一定の安心感をもたらしてくれたのではないでしょうか、これまでの彼の現状について心配する声が多く聴かれていたので。
吉田選手は、東海大学での2年間を振り返り、「東海大学のみなさま2年間支えていただき本当にありがとうございました。」と記しており、まだ20歳前後の学生にとっては酷とも言える大きな葛藤があったことは推察されます。
吉田選手の転校によって、東海大学の箱根駅伝チームは、そのエースランナーを失うことになりました。
2023年の箱根駅伝も彼を欠いたチームは総合15位、2年連続でシード権を失った事実からもその穴は大きかったと言えるでしょう。
全日本も箱根も予選会は吉田選手の好走で通過したと言っても過言ではなく、転校はチームにとって大きな痛手ですが、OBとしては、彼がどこで走っていようと、その才能と活躍を心から応援し続けたいと思います。
吉田選手には、新たなチャレンジで更なる飛躍を遂げて欲しいと、願ってやみません。
吉田選手が創価大学の箱根駅伝チームに加わることによって、彼自身にとっては新たな環境での挑戦が待ち受けていることと思います。慣れるまでには時間を要するかもしれません。
しかし、創価大学はここ数年優勝争いに絡むなど安定的に箱根駅伝では結果を残しており、吉田選手がその一員として加わることで、ますます強力なチームになることが期待されます。
また、転校によって、彼自身が抱えていた問題が解決され、新たなチャレンジに向けた気持ちを持つことができることも大きな意味を持つことでしょう。将来有望な選手がここで競技を諦めてしまうことだけは避けて欲しいと思っていたので。
勇気を持って環境を変えることが、彼が将来の夢に向かって歩むための一歩であり、必要な決断だったのかもしれません。彼自身が、後悔しないようにベストな選択をしてほしいと願っています。
吉田選手が東海大学のチームで活躍していた2年間は、多くの人々にとっても大きな意味を持っていました、彼の積極的な走りは、多くのファンやOBを魅了し、彼の持つ積極性や力強い走りは、多くの人々に勇気や希望を与えてくれた。
彼が走る姿勢や挑戦する気持ちは、学生も学ぶべきものがあったはずです。
吉田選手は、転校によって新たなステージに立つことになりますが、彼の活躍や成長、そしてこの決断は、東海大学のチームにとっても、多大な影響を与えたことは間違いないと思います。
彼の決断を、今後のチームの立て直しにどう活かしていくかが課題なのではないでしょうか?
以前にも述べましたが、OBは一番の理解者として選手やスタッフに寄り添い激励していくしかない。
叱咤は多くのファンや関係者から十分に受けているはずですから。
だからこそ、何があっても激励するのみ、そう考えています。
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