
「よし、やるぞ!」と決めたはずなのに、 気づけばシューズが玄関の隅で寂しそうにしている。 そんなこと、ありますよね。
僕もランニングではないけど、読書や家計簿、健康食品等、何度も経験してきました。
「習慣にできない自分は、根性がないんじゃないか」 なんて、自分を責めてしまうこともあるけれど、 実は「つづかない」のには、 ちゃんと理由があるんですよね。
1. 「全力」という名の、落とし穴。
多くの人がやってしまいがちなのが、 最初から「1000パーセント」の力で走り出してしまうこと 。 「毎日5キロ走るぞ!」「雨でも休まないぞ!」 そうやって自分に厳しくしすぎると、 体も心も、あっという間に燃え尽きてしまいます 。
どこかが痛くなったり、やる気がふっと消えてしまったり。 それは、「ちょっと頑張りすぎだよ」という 体からのサインなのかもしれません 。
大切なのは、汗水垂らして無理をすることではなく、 自分にとっての「ちょうどいい加減」を見つけること 。 「これなら明日もできそうかな」と思えるくらいの 「スイートスポット」を探すのが、実は一番の近道なんです 。

2. 「準備ができたら」という、言い訳。
「あと3キロ痩せてから、本格的に始めよう」 「もっといいウェアを買ってから、外に出よう」 そうやって「完璧な準備」を待っているうちに、 走るきっかけを逃してしまうこともあります 。
でも、本当は逆なんですよね。 走り始めるために、何かが完成している必要はありません 。 今のまま、今の自分のままで、 まずは玄関のドアを開けてみる 。
その「かっこ悪さ」も含めて、 自分だけのランニングなんだと思えたら、 もっと楽に一歩が踏み出せる気がするんです。

3. 「ひとり」で抱えない、ということ。
自分の意志だけで何かを続けようとするのは、 実は、とっても大変なことです。 だから、ちょっとだけ「外の力」を借りてみるのもいい 。
たとえば、カレンダーに「×」をつけるだけでもいい 。 夜のうちに、明日のメニューを紙に書いておく 。 そんな小さな「しるし」が、自分との約束を守る助けになります 。
あるいは、誰かに「今日は走ったよ」と伝えてみる。 オンラインのグループでも、身近な友人でもいい 。 「頑張ってるね」という一言や、誰かの足跡が見えるだけで、 「あ、明日も走ろうかな」と思えるから不思議です 。
習慣って、カチッと固まった「鉄の鎖」のようなものではなく、 毎日少しずつ編んでいく「柔らかいニット」のようなもの。 ときどき編み目が飛んでしまっても、 またそこから編み始めればいいんです。
「つづかなかった」自分を責める時間を、 「次はどうやって自分を喜ばせようか」と考える時間に変えてみる。 そうやって、自分を上手に「ハック」しながら、 ランニングで湘南の風を、またみなさんと一緒に楽しめたらいいなと思っています。









