
新しく手に入れた靴を履いて、まだ少し涼しい朝の道路に出てみる。
アシックスのノヴァブラスト5という靴なんですけど、これがね、なんだかすごく、いいんですよね。

新作の6が出るタイミングで5?と思われますよね・・・その通りです。
とにかくオールブラックのジョグシューが欲しくて、探していった結果ようやくこの靴に行き着いたわけです。
6はアシックスロゴが白になったこともあり・・・あえての5を今購入。
最初に足を滑り込ませて、一歩を踏み出した瞬間に、「あ、やわらかいな」って、足の裏がうれしそうに呟いた気がした。
アスファルトの硬さを、じわっとモチモチしたクッションが吸い取ってくれる。これまでそれこそ何十足、何百足ものシューズを履き潰してきたけれど、この守られているような感覚は、やっぱりいつでもホッとするものです。
硬い路面を走っていても足裏への突き上げ感がほとんどなくて、これなら長い距離を走っても、最後まで足をフレッシュなまま守ってくれそうだなぁ、なんて思う。
最近のランニングシューズって、ものによっては「さあ、走れ!」って靴のほうから急かしてくるような、強いバネ感があるものも多いじゃないですか。
それはそれで頼もしいんだけど、このノヴァブラスト5の反発は、どこかおとなしくて、マイルドなんですよね。靴に走らされているんじゃなくて、ちゃんと自分の意志でコントロールできている扱いやすさがある。
この「過度にお喋りしない」絶妙な塩梅だからこそ、フォームが崩れにくくて、毎日の練習で自然に使い倒せる一足になっている気がします。

だけど、ただ優しいだけのおっとりした靴かというと、そうでもないのが面白いところで。ちょっと試しにスピードを上げてみようと思って、ぐっと身体を前に傾けたら、キロ3分50秒くらいの速いペースまで、平気な顔をしてブレずにしっかりとついてきてくれる。
コーチを務める駅伝部の学生と朝の集団走で15000mまで4分/km切りでいけた。
ゆっくり歩くようなリカバリージョグから、息が切れるようなテンポアップ走、あるいはシリアスなポイント練習まで、これ一足で「いいよ、任せて」と受け止めてくれる。このポテンシャルの高さ、ちょっと本物です。
僕は今回、ロゴまで全部黒い「オールブラック」のために5を選んだのだけれど、やっぱり大正解でね。
ボリュームのある今っぽいシルエットなのに、派手さがなくて、走る時だけじゃなく、普段のちょっとしたお出かけの服にも、驚くほど静かに馴染んでくれる。
走る日も、走らない日も、玄関で気づけばこればかり選んでしまう。そんな風に、暮らしのなかにそっと溶け込んでくれる万能な一足に出会えた気がしています。
足に優しい柔らかさを求めている人にも、一足でなんでもこなしたい欲張りなランナーにも、これは自信を持っておすすめしたくなっちゃいますね。
ノヴァブラスト6も買っちゃおうかしら。

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